平成13年度地域活性化研究
平成13年度 地域活性化研究 一覧
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  1. 呉市を核とする市町村合併による医療供給体制に関する研究
    • 広島国際大学 宇田 淳(広島同際大学助教授)外4名
    • 日常社会生活圏の拡大に伴う行政サービスの広域化や少子・高齢化の進行,高度情報化や環境対策などの新たな行政課題に対応するため合併が進められている呉市を中心とする市町村合併パターンについて,広域的な視野に立つ保健医療福祉サービス提供体制および保健医療福祉の現状を分析し,その問題点と課題を明らかにし,各々の計画パターンの方向性について検討するものである。

  2. 呉地域の観光資源に対する外国人観光客の認知度および地域の認識・受け入れ体制について
    • 呉大学 山根 成夫(呉大学社会情報学部3年生)外5名
    • 呉地域には,国際的に大きな魅力や価値がある観光資源が潜在していると思われる。そこで,外国人観光客の「呉地域」に対する認知度とイメージについて調査する一方,呉地域住民や関連施設の構成員の「外国人観光客受入に関する意識」を調査することにより,今後の地域活性化において国際的な視点でのより効果的な観光振興政策樹立に役に立つ提案を行う。

  3. 呉市周辺海域と環境保護法制に関する研究
    • 海上保安大学校 成田 秀樹(海上保安大学校助教授)外6名
    • 呉市周辺海域の環境・水質等の変化と環境関係規制法との関係について考察しその背景にある環境倫理について分析することにより,将来の呉周辺海域の環境保護のあり方を考察する。

  4. ジェンダーの視点でみた呉線沿線活性化への提言
    • 広島安芸女子大学 石井 三恵(広島安芸女子大学助教授)外2名
    • JR呉線沿線の様々な世代の女性が必要としている施設・場所・サービスなどをアンケート調査し,実情や要求を考察・分析していく。

  5. 芸予地震における呉市の被害調査と今後の防災計画のあり方について
    • 呉工業高等専門学校 福原 安洋(呉工業高等専門学校教授)外13名
    • 芸予地震における被害状況を建物の構造別に調査を行い,原因を分析,防災計画及び都市計画の方向性を見いだす。

  6. 呉みなと地域景観計画(色彩計画)基盤調査研究
    • 広島国際大学 柳瀬 徹夫(広島国際大学教授)外13名
    • 港の景観に計画的な演出を加え,より個別的・魅力的で活気とうるおいのある港にするため。景観及び色彩の調査を行い,みなと景観計画を策定する方法を確立するための基盤研究を行う。

  7. 呉市周辺海域における海域利用に関する研究−親水性を考慮した海域利用の一提案−
    • 海上保安大学校 廣瀬 肇(海上保安大学校教授)外7名
    • 昨年の研究により,呉周辺には海側からみれば魅力的な美しい景観が多くあることがわかった。今回は,建設予定の海事博物館や阿賀マリノポリス,中央桟橋などと結ぶ,景観を楽しむ海の観光コース(マリンロード)を設定してみる。ただ単なる観光コースではなく,市民生活にも活用できる海上ルートとし,海と親しめる海域利用の提言をする。